令和2年 司法試験予備試験 一般教養 再現答案

設問1 

クレオンの主張

クレオンは現在、デバイ王の地位についており、埋葬のルールは、 その王の地位に基づいて作成されたものであり、 その王の地位に基づいて作成されたものであることから正当化され るものである。そのため、アンティゴネが行ったことは、 決して許されるものではなく、いかある理由があったとしても、 これが正当化されるものではない。

アンティゴネの主張

クレオンの作ったルールは、ゼウスの神が作ったものでもなく、 女神ディケが作ったものでもなく、 勝手にクレオンが作り出したものである。そして、 このクレオンが作り出したルールは、 神々が作ったルールに反するものでもあり、 クレオンはこのルールに反する権限は持っていないはずである。 そのために、ポリュネイケスに砂をかけて埋葬をしたとしても、 これは、正当化されるものである。

設問2

この論争における対立軸は、 国の掟を決める権限に限界があるか否かという点である。

そして、これと同様の対立軸を持つ社会事象は、 憲法改正に制限があるのか否かという点である。

これについては、無制限説は、 憲法改正の最終的な権限は国民にあり(憲法96条1項)、 国民がその手続きを守って改正をする以上、 それがいかなる内容のものでもあっても、 せいとうかされるというものである。

これに対して、制限説は、憲法によって保証されている人権等は、 人類普遍の原理(憲法前文)といて、 憲法の前提となるものであるから、 これらの規定に反する様な内容の憲法の改正は許されないというも のである。

 

感想

正直、全然覚えてないので不完全ながらこんなもんでいいや。

評価は知らん。